49.answer. 2019/08/16 (金)

 先日の熊日新聞に、弁護士会の「answer.」という広告が掲載されていました。
掲載されていた場所もいいですし、特大サイズだったのでとても目立っていました。


 夫が弁護士会会長だった時、特に対外広報活動に重点をおいていました。
まずは、弁護士会のホームページが何年間にも亘り、一昔前のデザインのままだったので、全面的に見直してリニューアルしました。
リニューアルするにあたって、夫は私に、全国の弁護士会のホームページを調べるように指示しました。
色々調べてみると、大都市、特に東京弁護士会が飛び抜けて立派なホームページであることを、初めて知りました。
熊本のような地方都市のホームページは、大体似たような感じでした。
九州では、やはり福岡のホームページがよく出来ていました。
参考になりそうなものはすべてコピーしたので、参考資料がかなりの分量になりました。
会長職で多忙を窮めていた夫は、資料に目を通すのも大変な作業となりました。
夫は、業者任せではいけないんだよ「自分たちがこうしたい」というしっかりした考えを持っていなくてはいけないんだよと言っていました。


 夫は広告費の予算を念頭において考慮しながら、夫が自らリーダーとなって新設した「対外広報委員会」の先生方と何回も協議を重ねて、
ホームページのリニューアルを実現しました。会長職だけでも激務なのに、弁護士会のホームページをリニューアルするなんて、
今、思い返しても本当に大変な作業だったのに、よくぞ遣り遂げたなと感心します。


 弁護士会のイメージ写真とコピーが、広告会社から提示された日の夜、夫が私に「これ、どう思う?」と聞きました。
「answer.」というコピーはいいなと思いましたが、手を握っている写真をひと目見て、
「弁護士が相談者の手を握る握り方に、安心感や信頼感が感じられないんだけど・・・」と正直に感想を言いました。
そして、写真を見ながら、夫と私のお互いの手を、いろんな握り方をして確認してみました。
ただ、写真を見るだけよりも、実際に手を握り合うと納得が行きました。夫は「確かに、そうだな」と言いました。


 その後、夫は広告会社に手の握り方の写真を修正し直すように指示しました。
さらに、写真には軽くフォーカスをかけて、清潔感や透明感が感じられるようにして、現在のような写真が出来上がりました。
「answer.」を見ると、夫と手を何回も握ったことを懐かしく思い出します。
夫は、ホームページをリニューアルする時、将来のことも考えたうえで、敢えて大変な作業に着手して、
思い切ってリニューアルを決断し、実行したのだと思います。


 弁護士会のホームページは、年々、少しづつ内容を充実させたり、レイアウトを変えて良くなっていますが、
ベースとなっているデザインは、夫が苦労を重ねてリニューアルした時のものです。
すっきりとしてシンプルで、見やすく分かりやすい、いいデザインだと私は思っています。