4.CRY! 2019/05/12 (日)

 平成17年10月11日、下記のような文章がありました。



 連休の日曜と月曜日、女房が入院している別府に見舞いに行って来ました。
料理の美味しいホテルに外泊し、海辺を散歩したりして、
ゆったりとして時間を過ごしてきました。
二人の二度と戻らない時間です・・・・。


 日常に戻り、仕事を終え、食事をして、やがてひとりワインを開けながら、
USENの懐かしいミドル(中年)ポップスを聴いていいると、
いつの間にかタイムスリップして、大層センチメンタルになります。


 生きれることはありがたいけど、生きるって、切ないな~。グスン。おやすみ。
CRY!   切ない、せつない、生きることの切なさ



 私は、これまでに数回、大分県別府市にあるN病院に入院したことがあります。
私が入院するたびに、夫は週末になると車を運転して必ずお見舞いに来てくれました。
夫と私は、家でも仕事場でもいつも一緒にいることが当たり前の生活をしていました。
熊本市内の病院に入院しているのなら、毎日会うことが出来ますが、
別府となると、遠過ぎて毎週末行くのも本当に大変です。
毎日会いたいのに会えない状況というのは、本当に辛いものです。


 夫と私は若い頃に出会ったので、一人暮らしの経験が殆どないに等しいのです。
夫は、本当はとても寂しがり屋さんで、私達は日頃から会話がとても多い夫婦でした。
私が入院中、夫が夜一人ぼっちで過ごす時間は、さぞや辛かっただろうと思います。


 夫が私のお見舞いをして帰る途中、別府にある「うみたまご」へ行き、
携帯電話で撮影した写真を送ってくれたことがありました。
水槽の中で、2頭のイルカが水面から射す光りを目指して、仲睦まじく泳いでいる写真でした。
写真に言葉は添えられていませんでしたが、夫の気持ちが痛いほど伝わって来ました。
私は写真を見た途端に涙がポロポロ流れて、暫く泣き続けました。