211.ハートウィーク 2019/11/07 (木)

 美術館分館では「ハートウィーク」の関連イベントとして、「くまもと障がい者芸術展」が開催されています。
出品者は700人で、約500点もの作品が展示されていました。
作品の下には、作者のお写真とどのような障がいがあるのかが書かれたカードが添付されていました。
美術館分館の1階の全フロアを利用した大規模な作品展ですので、作品の種類も多く見応えがありました。


 手足の不自由な方がパソコンを利用して、美しいアート作品を制作していたので大変驚きました。
また、全身が不自由な方が「おかあさんに いわなきゃ まいにち しあわせだなって」と習字で書いていました。
読んでいて、胸に熱く込み上げてくるものがあり、思わず涙ぐんでしまいました。


 私が、今回の作品展で最も楽しみにしていた「さおり織」。
「さおり織」は、以前新聞記事で「織る瞑想」と表現されていたことを覚えています。
それぞれの作家の方々が、どのような想いを込めて織り上げたのでしょうか。
根気を要する作業だと思いますが、作品を完成させた時の深い満足感や達成感、
大きな喜びに包み込まれる幸福感などを想像しました。


 大判のストールのような大作が、数点展示されていました。
どの作品も、深みのある美しい繊細な色合いで見事でした。
まさに美術品のような味わい深い美しさです。
「素晴らしい」と呟いて、しばらく見入ってしまいました。