205.「游ぶ庭」 2019/11/02 (土)

 新町の「ギャラリー光原処」において、現代美術家の田尻幸子さんと、
華道家の亀甲知佳さんのコラボ展が開催中です。
「ギャラリー光原処」は、版画家の故・森本木羊子さんの生家である、
古い町家を改築した風情のあるギャラリーです。



 今回の展示会に寄せて、田尻幸子さんは
「人と空間、空間と作品、そして作品と人。その空間だけでしか生まれない、
その期間しか存在しない表現を追求しています。
作家と空間の出会いで束の間、現れる作品を体感して頂ければ幸いです。」と述べられています。


 新聞にも展示会の記事が、大きく掲載されました。
夜7時まで開催していて「ライトアップする」と書かれていました。
それならば、夜間鑑賞した方が面白そうだと思い、午後6時にギャラリーに伺いました。


 予想通り、夜間の方が町屋を良さを活かした、独特な雰囲気が楽しめました。
大胆な木枠を天井から展示して、そこに花を生けて浮遊している感じを楽しんだりしていました。
また、中庭の中央に生けた大輪の花に照明をあて、暗闇に浮かび上がる光景が妖艶で、遊び心が感じられました。
日中、鑑賞した方が夜間、再び鑑賞されていて、「昼と夜は、全く違うわね。」と感想を述べられていました。



 展示会の案内のハガキには「花と向き合う人と、空間と対話する人が、
このひとときを遊びます」と綴られていました。
夜の暗闇に溶け込むように、幻想的に浮かび上がる花の妖艶さや浮遊感が楽しめました。