203.珈琲回廊 2019/10/31 (木)

 今年春、2回ほど訪ねたことがあるコーヒー店のことを不意に思い出して、久し振りに訪ねてみました。
すると、店頭に移転した旨が記載された貼紙がありました。丁度、女性スタッフが通り掛かりました。
移転先は徒歩数分の近所であり、すでに営業していることなどを親切に教えてくれました。


 折角教えて頂いたので、早速、新店舗を訪ねてみることにしました。
移転先は、唐人町の出田眼科の斜め向かい側にありました。
熊本地震で被災し、一時は解体も考えたという、築約120年の町屋を再建した古民家で営業していました。
店内は風情のある古民家を最大限に活かし、開放感のある寛げる空間となっていました。


 店名は、以前は「コーヒーギャラリー」でしたが、新店舗では建物の雰囲気に合わせ、
新たに「珈琲回廊」と名付けられていました。「回廊」という言葉が、新鮮に響きます。
ちなみに、「回廊」の読み方は「ギャラリー」で、表記の仕方だけが変わったそうです。

 
 店内で手作りしているという「おはぎ」と「大福」は、コーヒーと一緒に美味しく頂けるような味となっていました。
店頭には縄のれん、コーヒー豆の容れ物は樽、照明は巨大な提灯を使用し、若いスタッフは全員お揃いの法被を着用しています。
和と洋が絶妙なバランスで融合した、不思議な雰囲気の異空間となっていました。


 店内の中央には、3台の焙煎器が設置されています。
購入したコーヒー豆を10~20分間ほどかけて焙煎すると、店内にコーヒー豆の芳ばしい香りが漂います。
購入したコーヒー豆の焙煎を待っている間、その日の「お薦めのコーヒー」を1杯、
無料でサービスするというシステムとなっています。


 私が訪れた時、夕方のテレビの情報番組で生中継されるそうで、
テレビでお馴染みの女性アナウンサーとスタッフが、入念に打合せをしていました。
夜、テレビの生中継番組を観ましたが、提灯の灯りが温かくて独特な風情が感じられました。


 日本庭園の中庭もあり、よく考え抜かれているなと感心しました。
新聞でも取り上げられ、オーナーは27歳の若者だと知り、大変驚きました。
勿論、優秀なアドバイザーがいるのでしょうが、空間デザインのアイデアが秀逸だと思いました。


 店舗2階のスペースはイベントや各種会議等、幅広く気軽に活用して欲しいそうです。 
ほっとできる素敵な癒しの空間ですから、今後、人気店となるのは間違いなさそうです。
唐人町の街並みにも新たな活気が生まれ、街の活性化のために大きな役割を果たすことでしょう。