53.ダイナマイトが百五十屯 2019/04/10 (水)

 夫が写真を始めたばかりの頃、写真の基礎をご教示下さったK先生と偶然会いました。
K先生は現在84歳ですが、現在も現役でNHKをはじめとして数多くの写真教室の講師をされています。
毎日多忙で、ゆっくりする暇が全くないと嘆いていました。


 K先生の近況を訊ねたり、夫の思い出話しなどをしていましたら、
K先生が突然「坂本さんはシャイな人だったけど、忘年会をした時二次会で
小林旭の『ダイナマイトが百五十屯』を歌ったから、僕はびっくりしたんですよ。」と懐かしそうに話されました。
私は「夫はシャイというよりも、お酒を飲むと陽気になってお茶目で面白い人でしたよ。」と言いました。
そして「チェッカーズのギザギザハートの子守歌も歌いませんでしたか?」と訊ねると、
すぐに「あぁ、それも歌いましたよ。」と言いました。
それで私は「夫は相当アルコールがまわっていて、気分も良かったんだと思いますよ。」と言いました。
K先生は「坂本さんがあんな歌を歌うなんて思ってもみなかったもんだから驚きましてね。」と笑顔で言われました。


 夫は乗ってくると、おもしろおかしく歌ったり、へんてこな踊りをして、自分自身で大笑いしながら歌っていました。
私はその時の様子が目に浮かび、K先生と顔を見合わせて大笑いしました。
夫の愛くるしい笑顔が思い出され、笑い声が聴こえてくるようです。
K先生と思い出話をしている間中、温かな気持ちに包まれました。


 写真は、今週の伝統工芸館のアレンジです。
花材は、リョウブ・セッカコウ・オドリコソウ・ナズナ・カラー・ミミナグサ・菜の花です。
花器は三段重弁当籠です。
新緑が清々しく爽やかさを感じさせる作品です。