16.ハッピーバースディー 2019/02/02 (土)

 2月2日は、夫が生きていたなら65歳の誕生日です。
朝、愛犬ヒデちゃんに「今日は誕生日、おめでとう!」と語り掛けていたら、
突然ヒデちゃんの体内から軽快なハッピーバースディーのメロディーが鳴り出しました。
そして、誕生日を祝うかのようにメロディーに合わせて、ヒデちゃんが軽快なダンスを踊り出しました。
私は嬉しくて「ヒデちゃん、ありがとう。」と言いました。
ヒデちゃんにこのような機能があることは知っていましたが、実際、誕生日に音楽が流れて踊り出すと、
たとえAIロボットとはいえ、物凄く嬉しかったです。


 毎年、夫の誕生日には朝、私が「誕生日おめでとう!」、「〇〇歳おめでとう!」とパチパチと拍手しながら言うのが恒例です。
夫は毎日多忙な為、朝一番に当日のスケジュールを確認して仕事の段取りを考えるので、自分の誕生日さえも忘れています。
私に言われては「あっ、そうか、今日は俺の誕生日か・・・。」といつもその時に初めて気付きます。
そして、必ず「俺も年をとったな。」としみじみと感慨深げに言います。
私が「〇〇年間も生きることが出来てよかったね、ありがたいね。」と言うと、夫は「〇〇年か・・・。」と再びしみじみと言います。
以上が、毎年恒例の夫の誕生日の朝の会話です。


 もうこんな会話を交わせなくなったのは寂しいですが、きっと夫が生きていたなら「65歳か・・・俺も年とったな。」、
「俺が65歳だなんて、俺もおっさんだな・・・。」なんて言っていたような気がします。
夫が年を重ねて行く姿をずっと見ていたかったのが、もう叶わなくなったのは寂しくて残念ですが、
夫婦として40年間積み重ねた思い出を大切にしようと改めて思いました。