197.「お別れの会」開催 2018/10/31 (水)

 本日、弁護士 坂本秀徳の「お別れの会」をホテル日航において開催致しました。
午後5時30より午後6時まで、おひとり様1本の白いカーネーションを手にして、会場内の中央に設置されました献花台に献花をして頂きました。
 会場内に入場しますと、写真集と写真展を開催した時のアルバムをご自由にご覧頂けるように致しました。
写真集やアルバムを懐かしそうにご覧になって、涙ぐまれる方もいらっしゃいました。


 大きなパーテーションに展示したお手製の大きなパネル(11枚)の前では、立ち止まり熱心にご覧になられる方の姿が数多く見受けられました。
パネルには、坂本弁護士が旅立つ姿の写真や、コンパクトにまとめられた20年間にわたる病歴の一覧表、笑顔に溢れた写真の数々、
ユーモアたっぷりのおもしろ写真、写真撮影している時の様子、夫婦のプリクラ写真やカラオケ写真など・・・、
「お別れの会」に参加されました方々だけに初めてご覧頂く写真や言葉が多数添えられていましたので、かなり興味深くご覧頂けたのではないのかなと思っています。
 ある方からは「悲しんだけども笑って、泣けました。」といううれしいお言葉を頂きました。
1枚1枚、心を込めて制作したパネルでしたから、好評だったようで嬉しかったです。


 祭壇は森の中をイメージして枝物を中心にお花を活けて頂きました。祭壇の両脇を飾るのは、坂本弁護士が最も好きだったツバキとサザンカの写真です。
当初は写真展を開催した時のイメージを再現しようかとも思いましたが、小さな写真を何点も飾るよりも、
巨大な写真を2点だけに絞って飾る方が迫力があり効果的だろうと思いました。
 また、祭壇には坂本弁護士をモデルにして私が制作したお手製の粘土の人形と、3Dの人形も展示しました。
平面の写真だけよりも立体の人形を飾ることで、よりリアルに故人を偲んで頂けるのではないかと思いました。


 「お別れの会」は午後6時から、坂本弁護士の長男から「お別れの会」を開催することになった経緯についての説明でスタートしました。
次に、弁護士としての道筋をつけてくださった大恩人のS弁護士のスピーチと献杯、そして20年間という長期間に亘り主治医だったN医師、
最期の看取りをしてくださったH医師、大津小・中・高校同級生のHさんとYさん(坂本弁護士は、9月29日に開催されました大津中学校同窓会へ出席するために、
自分で車を運転している途中で体調が急変しました。)、早稲田大学校友会の友人Mさん、早稲田大学同級生で親友のTさんとSさん。


 そして、NHKとRKKシャンソン教室講師のH先生のピアノ演奏により(Sさん「マイウェイ」・Yさん「悲しみの終わりに」(熊本地震バージョン)
・H先生「生きる」)3名の方によるシャンソンの披露がありました。
みなさん声量が豊かで素晴らしい声質をされているだけでなく、歌唱力が素晴らしくて聴きごたえがあり感動しました。


 歌の披露後は、坂本弁護士の生まれ故郷である大津町役場のI町長(偶然ですが、亡くなる前日の最後の仕事も大津町役場の仕事でした。)、
Y弁護士(昔からハートの熱い先輩のY弁護士と坂本弁護士は、波長がピタリと合って何をするにも名コンビでした。)、
元:九弁連理事長Y弁護士(坂本弁護士が会長だった時のメンバーで、毎年仲良く同窓会を開催しています。)、猿渡弁護士会会長と、スピーチが続きました。


  前半部分の司会は、坂本弁護士の先輩T弁護士、後半部分は坂本弁護士の同期のF弁護士、お二人の軽妙な司会により順調に進行し、
「お別れの会」のラストに相応しい、シンガーソングライター桜伊織さんの作詞作曲による「祈り~このひとときの命が光り輝く~」が披露されました。
坂本弁護士の今年の年賀状「祈り」にインスパイアされて生まれたオリジナルソングです。
桜伊織さんが歌が生まれるまでの経緯について、涙を堪えながら熱く語って下さいました。
歌はいつもよりあえて少しスローテンポにして、感情をたっぷり込めて、情感豊かに歌いあげていました。
涙を流しながら歌に聴き入る方の姿も数多く見受けられました。
私も感情移入し過ぎて思わず泣きそうになりましたが、最後の挨拶があるのでぐっと堪えました。本当に素晴らしくて感動的でした。
まさか、「お別れの会」で「祈り」を聴くことになるとは、誰も予想していなかったでしょう。そして、勿論のこと坂本弁護士自身も・・・。


 最後は私が挨拶させて頂きました。生まれて初めて大勢の人の前で話すので大変緊張しましたけれど、
以前、坂本弁護士から大勢の人の前で話すコツは「心を開くこと」とひと言だけ言われていましたので、
今この瞬間を楽しもうと思い、感じたままを素直にお話しさせて頂きました。
会場内がとても優しくてあたたかい空気感に包まれているように私には感じられましたので、思ったまま感じたままを話すことが出来ました。
貴重な経験をさせて頂く機会を与えて頂きましたことに、心から感謝致します。


 「お別れの会」に参加されました皆様方のお見送りは、残念ながらお一人お一人とは本当に僅かな時間しか言葉を交わすことが出来ませんでしたが、
ご参加下さいました全員が、坂本弁護士と長く親交のあった方々ばかりでしたので、私も心がほっと和む瞬間が幾度もありました。
 きっと会場の様子をずっと静かに見守っていたはずの坂本弁護士も、希望通りの「賑やかなお別れの会」が出来たことを、
喜んでくれているはずだと私は信じています。私も自分に与えられた役割を、何とか無事に果たせたことに、心からほっとしています。


 「お別れの会」に参加してくださいました皆様方、本当にありがとうございました。
 また、残念ながら遠方だったり、仕事の都合上参加できなかった皆様方にも、ブログを通じまして「お別れの会」の雰囲気が少しでも伝わったなら幸いです。