105.「SOJO GALLERY」 2021/06/02 (水)

 20年間に亘り親しまれてきた「崇城大学ギャラリー」が、新たに「SOJO GALLERY」
(ダイワロイネットホテル熊本1階)としてリニューアルオープンしました。



 「SOJO GALLERY」は、崇城大学の芸術学部の在学生や、卒業生の美術・デザイン作品を
展示する場として設置されました。リニューアルオープンの記念として、日本画コース1期生
の成長の軌跡に焦点をあてながら、芸術学部20年の歩みを辿る展覧会が開催されています。



 日本画コース1期生であり、現在は崇城大学芸術学部の准教授である佐藤和歌子さんの作品
を中心に展示されています。展覧会のタイトル「画学生から日本画家へ」の言葉通りに、
日本画の才能を見事に開花された佐藤和歌子さん。画学生の時から、すでに秀でた才能を
感じさせる作品の数々。日展にも幾度も入選されています。



 会場内の奥まった一角に、佐藤和歌子さんの日本画の制作現場を再現しているコーナーが、
大変興味深かったです。日本画の大作に登場する動物たちは図鑑を観察し、動物ごとに緻密な
デッサンを何枚も描いていました。



 佐藤和歌子さんの作品は人間と動物がモチーフとなっていて作風は独特で、
観る人を作品の世界に強く惹き込むような不思議な魅力があります。
確か、熊日新聞で連載中の五木寛之さんのエッセーにも、何度か作品が
掲載されていたように記憶しています。



 佐藤和歌子さんは現在41歳。日本画の世界を窮めて20年。独自の世界を築き上げ、
さらなる飛躍が大いに期待できる日本画家です。リニューアルオープンに相応しい展覧会です。