78.熊本ピカデリー(3面スクリーン) 2021/04/25 (日)

 「アミュー」の開業で、私が最も楽しみにしていたのは「熊本ピカデリー」。予めチケットをネットで予約していたので、
館内のチケット購入機械でQRコードを読み取るだけなので、早くて便利で簡単でした。また、飲み物は「スマートオーダー制」
のフリードリンクなので、フロア内の混雑感がまったくなくて静かでした。



 映画は、オープン記念として熊本ではピカデリーにしかない3面スクリーンで、超歌舞伎「今昔饗宴千本桜 2020夏」
が上映中。「超歌舞伎」は2016年に初演され、歌舞伎と最新テクノロジーを融合させたオリジナルの歌舞伎です。
今回上映されているのは、2020年8月、無観客でライブ配信された「超歌舞伎」です。出演は歌舞伎俳優の中村獅童さんと、
バーチャルシンガーの初音ミクが競演しています。



 「今昔饗宴千本桜」の内容は、昔、疫病が蔓延したという設定で波乱万丈いろいろあり、最終的に世の中が再び安泰となるという、
まるで今の状況を予測したかのようなお話です。最初は、初音ミクのアニメ声に違和感がありましたが、見慣れると姿かたちも声も
可愛らしくて、中村獅童さんとの掛け合いも見事で、マンガを観ているような楽しさを味わえました。CGを多用した千本桜や
花吹雪はとても美しくて見とれました。



 初めて観る3面スクリーンは、最初はあっちこっちと観るのが疲れましたが、段々見慣れてくると大迫力の表情をアップで
観ることが出来るので、楽しさが倍増しました。中村獅童さんが無観客にも関わらず、ライブ配信を鑑賞している沢山の人たちに
向けて、「もっともっと!」と掛け声を掛け続けて煽るので、私も会場内にいるような感覚になりました。音響設備も大変素晴らしく、
音楽のライブ上映にも向いているように思いました。魅力的な3面スクリーンには、いろんな可能性を感じました。