53.幸せなってね、ミーコちゃん 2021/03/19 (金)

 私は、保護ネコのミーコちゃんに会いたくて、毎週保護ネコカフェ「かごにゃん」に通っています。
昨年、高齢の飼い主さんが亡くなられて、かごにゃんに保護されたミーコちゃん。年齢は13歳。
ミーコちゃんは13年間、飼い主さんとふたりだけの生活だったので、沢山の保護ネコがいるかごにゃんでの生活に馴染めず、
保護された当初は食事も殆ど摂らず痩せ細り、このまま死んでしまうのではないだろうかと心底心配しました。

 
 今年2月位から、やっと新しい環境にも慣れて、フロアを歩き回ったりするようになりました。
おやつのチュールが大好物で、チュールを入れている容器の前に陣取って「おやつ番長」をするようになりました。
私がミーコちゃんの瞳を見つめてアイコンタクトをとり、「おいで」と手招きすると私の膝の上に載るようになりました。
私はいつも「ミーコ」、「ミーコちゃん」とゆっくり優しく呼び掛けます。すると、ミーコちゃんは私の顔をジッと見つめます。
もしかしたら亡くなった飼い主さんのことを思い出しているのかもしれませんが、安心した顔をして熟睡します。


 かごにゃんは保護ネコ活動の一環として里親募集もしています。厳しい条件をクリアした方と面談し、トライアルをしたうえで、
里親が決定します。当然のように愛らしい子ネコに、里親希望者が集中します。ミーコちゃんのように13歳という高齢のネコに、
里親が決まることはほぼないだろうと諦めていました。しかし、ここ数日、ミーコちゃんに里親を希望する方が数名現れて、
早速トライアルに連れていかれました。ミーコちゃんには幸せになって欲しいと心から願っていたので嬉しい気持ちと同時に、
もうミーコちゃんに会えなくなるのだと思うと、寂しい気持ちが湧き上がってきました。ミーコちゃんとは毎週会っていたので、
いつしかまるで私の飼いネコでもあるかのような気分になっていたのかもしれません。私が可愛がっているミーコちゃんと、
今後二度と会えなくなると思うと切ない気分になります。ミーコちゃんの残りの人生が、どうぞ幸せでありますようにと心から願います。