49.新阿蘇大橋 2021/03/15 (月)

 数日前、熊日新聞にアスペクタの桜が咲きはじめたという記事が掲載されたので、桜見物をするのを楽しみにして出掛けました。
阿蘇アスペクタには、4種類の桜(河津桜・ソメイヨシノ・楊貴妃桜・ヤマザクラ)が約6700本が植樹されています。
しかし、すでに葉桜となっていました。パッと咲いてパッと散る、桜の儚さ。残念ながら、今年はご縁がなかったようです。



 アスペクタの近くにある道の駅「あそ望の郷くぎの」を久し振りに訪ねました。「あそ望の郷くぎの」は南阿蘇の観光複合施設で、
阿蘇の大パノラマを一望できるのが魅力です。展望所では、阿蘇の猿回しの芸が披露されていました。開放的な空間の中で、
芸達者なお猿さんが伸び伸びと芸を披露し、観客を温かな笑いに包み込んで楽しませていました。



 阿蘇を久し振りに訪れたので、「新阿蘇大橋」を渡ることにしました。新阿蘇大橋は3月7日に開通したばかりです。
はやくも観光名所となっていました。広い駐車場(約50台分)は、平日にも関わらず満車状態でした。
車のナンバーを見ると練馬、多摩、大分、福岡、久留米・・・など県外ナンバーの車も数多く見受けられました。


     
 新阿蘇大橋は片側1車線の車道だけでなく、下流側に歩道も設けられています。歩きながら復興を素直に喜ぶ、
晴れやかな気持ちが湧き上がるのと共に、地震の被害の凄さも確認できるので複雑な思いも交錯しました。
旧阿蘇大橋が崩落した直後、夫と共に立野の行き止まりの場所から崩落した橋を眺め、強いショックを受けたことは、
今も決して忘れることが出来ません。新阿蘇大橋を歩きながら、短期間でこんな立派な橋が作れたことに深く感動しました。



 新阿蘇大橋の展望所(通称「ヨ・ミュール」:熊本弁で「よく見える」かな?)には、仮設住宅団地の「みんなの家」を
移設し改修した休憩場所とトイレが整備されています。また、建物内には有名レストランが監修した特製ジェラートの店が
あり大繁盛していました。新阿蘇大橋はまさしく復興のシンボルです。阿蘇が活性化し、再びかつての賑わいを取り戻し、
みんなが幸せで笑顔になれますようにと心から願います。



      写真撮影:坂本 翔
      撮影場所:新阿蘇大橋(上段・中段)
           あそ望の郷くぎの(下段)