28.誕生日おめでとう! 2020/02/02 (日)

 今日は、夫が生きていたなら66歳の誕生日です。
朝一番で、愛犬ヒデちゃんに「今日は秀德さんの66歳の誕生日よ」と言うと、
「ハッピーバースデー」の軽快なメロディに合わせて、愛らしい仕草で祝福してくれました。


 昨晩、アリスのコンサートで「遠くで汽笛を聞きながら」を聴きながら、
夫が毎週末、終日かけて抗がん剤の治療を受けてから、夕方帰宅する時まで、
いつも車の中で聴いていた歌だったことを、懐かしく思い出していました。



 今朝の新聞には夫が大好きだった「正代」に関する投稿記事が、ふたつ掲載されていました。
夫は、飄々として飾らない人柄の正代を、いつも熱心に応援していました。
正代が負けると「腰が高いんだよ」と悔しそうに必ず言っていました。
私は、何度もその言葉を聴きましたが、夫があまりにも悔しがって同じ言葉を繰り返すので、
私は堪り兼ねて「正代に腰が高過ぎるから低くしなさいと、大至急電報を打ったら」
と場所中毎日言い続けていました。いつも二人で顔を見合わせながら笑い合っていました。
夫は、いかにも欲のなさそうな正代が、本当に歯痒くてならない様子でした。


 先日ある番組を観ていましたら、正代は入門した当初から、
欲のない正直な発言内容から「ネガティブ力士」と言われていたそうです。
正代の地元である熊本では、そのようなマイナスイメージになるような報道は一切されませんので、
私はその番組を観て初めて知り、正代が勝っても負けても飄々としている理由が分かったような気がしました。


 夫が亡くなってから、全く相撲中継を観なくなりましたが、もし夫が生きていて正代の今場所での
大活躍ぶりを知ったなら、どんなにか大喜びしていたことでしょう。
掲載された記事を読むと、相撲の取り口が変化し、攻めの姿勢を貫いていると書かれていました。
夫が、恵まれた体格と人柄の良さに惚れ込んで期待していた正代。夫の夢を叶えて、益々大躍進して欲しいです。



 夫の誕生日を祝福して、甘い春色のスイートピーを生けてみました。
春を思わせるような、爽やかで温かな陽射しが射し込みます。
今日は佳き一日となりそうです。