6.「私をくいとめて」 2021/01/04 (月)

 NHK朝ドラ「あまちゃん」で、のんさん(能年玲奈さん)を初めて観て以来、のんさんが好きになり、
ずっと注目してきました。女優として旬の時期に大きなトラブルに巻き込まれ、一時期は引退するのでは
ないかと危惧されたのんさん。不運な時期と向き合ってきたからこそ、演技の幅が広がったように思います。


 「私をくいとめて」では、のんさんは実年齢よりも少し年上の31歳のおひとりさまの女性を演じます。
年下の恋人役は林遣都さんです。可憐で純粋でナチュラルさが魅力的なのんさんと、清潔感があり
繊細な演技が巧みな林遣都さんは、ピッタリの組み合わせです。この作品の面白い点は、主人公が
自分の脳内に存在する相談役「A」と、本音で会話をするところが大きなポイントとなっています。
絶妙な間合いの会話が、ユーモアたっぷりに描かれています。


 お互い好意を抱いているものの、なかなか1歩前へ踏み出す勇気が持てない、若者の恋をユーモアタッチで
リアルに描いています。今回の作品は、女性監督(大九明子さん)の作品です。劇中歌として起用されているのは、
大瀧詠一さんの「君は天然色」。軽快なメロディと甘い歌声が耳に心地よく、懐かしいというよりも古さを感じさせない
名曲だと再認識しました。のんさんには、これからも沢山の作品に出演して欲しいです。
無限大の秘めた可能性を感じさせます。次回作も楽しみにしています。