2.お正月の風景 2021/01/01 (金)

 昨晩は「紅白歌合戦」を鑑賞しました。「紅白歌合戦」は、ホールとスタジオを利用した新様式が功を奏し、
歌をじっくりと堪能することが出来ました。特に、さだまさしさんの胸に沁みる歌詞とメロディー「奇跡2020」と、
大怪我を負い出演が危ぶまれた、ミーシャさんの圧倒的な歌唱力が圧巻だった「アイノカタチ」が素晴らしかったです。
大泉洋さんが司会に抜擢されたこともあり、NHK「SONGS」を彷彿させるような凝った演出が見事でした。
どの楽曲も歌詞が胸に沁みて感動的で、何度も泣きそうになりました。


 新年を迎え、赤酒とお澄まし風のあっさりとした雑煮、中華おせちを頂きました。
本来は坂本家の雑煮は、里芋・人参・大根・椎茸を全て豪快に丸ごと入れます。
そこに、昆布とスルメイカを細切りにして入れるので、独特な味わいの雑煮に仕上がります。
昔は、年末から夫の実家に泊まりに行っていたので、私も雑煮の下ごしらえをよく手伝いました。
昆布とスルメを料理ハサミで細く切るのが、とても大変な作業で苦労しました。
私が作る雑煮は、ゆり根・椎茸・えのき・三つ葉だけのあっさり雑煮です。
餅も1枚の餅を食べやすいように小さく切って、軽く焼いて香ばしくさせます。
新年を迎えると、夫が少しかしこまって「おめでとうございます」と言ってから、
新年最初の食事を頂くのが毎年恒例でした。姿は見えないけれど、夫の声が、言葉が、
懐かしく聞こえてくるようです。


 朝食後、お正月に相応しい「福豆」(ニカラグア・パカマラ品種)と、
「黒豆」(ブラジルセラード・一番摘みブルボンピーベリ品種)のコーヒーを
丁寧に淹れて味わいました。「福豆」は浅煎りの大粒の豆、「黒豆」は深煎りの
黒く艶々した小粒の豆。茶筅で丁寧に泡立てた、きめの細かい泡のミルクを少し
加えて味わうと、しみじみとした幸せを感じます。今年もささやかなことにも、
幸せや喜びを感じられる、しなやかな心を持ち続けたいとあらためて思いました。