202.スペシャルトーク 2020/09/12 (土)

 熊本動植物園副園長(獣医師)とイラストレーターのコーダ・ヨーコさんのスペシャルトークが、
熊本市現代美術館において開催されました。副園長(48歳・勤務24年)は、かつて動物愛護センター勤務時代に、
ボランティア活動をされていたコーダさんと知りあったそうです。熊本地震後、リニューアルするにあたって、
案内板(解説文)の新たな作成を、コーダさんにお願いしようと「直感」で決めたとのことです。
コーダさんは子供の頃から動物好きだったので、案内板の作成依頼を受けた時は凄く嬉しかったそうです。


 副園長は、動植物園の100周年に向けた今後10年の「マスタープラン」について、次世代に向けて色々な仕掛けを行い、
江津湖と一体感を持たせて、自然の素晴らしさを知ってもらいたいと熱く語っていました。
特に、興味深かかったのは、飼育員と動物との関係性についてです。制限ある中で、いかに動物たちが生き生きと生きていけるかを考え、
出来るだけ野性に近い状況で生きれるように、むやみに飼育員が動物に近付いて、慣れ過ぎないことが大切だと述べていました。
野生動物の力強く美しい尊厳を尊重し、人間が侵してはいけないという思いを持つことが重要だという話に、胸が熱くなりました。


 トークが苦手と言うコーダさんの朴訥としたトークと、動物に対する深い知識のある、獣医師でもあり副園長のマシンガントーク。
お二人の絶妙なコラボが大変面白かったです。事前に、ネットで募集した一般質問コーナーでは、私のライオンに関する質問が、
最後に取り上げられたので嬉しかったです。ただ、残念ながら今後、ライオンの親子3頭が一緒に暮らすことはないと、
断言されたので寂しかったです。チンパンジーのみるくの子育てに関する話もたっぷり聴けて、
充実した内容の満足感に満ち溢れたスペシャルトークでした。