198.としまえん 最後の夏 2020/09/01 (火)

 「としまえん」が94年間の歴史に幕を下ろし、昨日(8月31日)閉園しました。
本日のNHKのクローズアップ現代では、昨日閉園した「としまえん」の回転木馬から生中継していました。


 私は、数日前にNHKのニュースで「としまえん」が閉園することを初めて知り、とても寂しい思いがしました。
「としまえん」は、私にとっては大切な思い出のある遊園地です。
夫が大学を卒業して、初めて司法試験を受験した後、デートしたのが「としまえん」でした。
初めて体験するローラースケート場で、私運動神経の鈍い私は、運動神経のよい夫に助けながら、
ドキドキしながら初めてそっと手をつないだ瞬間の、夫の手の温もりや優しい感触を今でも覚えています。
甘酸っぱい思い出が、切なく、懐かしく甦ります。


 番組では、「としまえん」と自分の人生を重ね合わせた人々の思い出話が、大変興味深かったです。
番組ゲストの爆笑問題の太田光さんが、司会進行を担当されている武田アナウンサーに、
熊本の人だから「としまえん」が閉園しても何にも思わないでしょう、と鋭く突っ込むと、
武田アナウンサーが、突然、熊本の「サンピアン」の名前を挙げて、熊本における「としまえん」
のような存在の遊園地であるとの発言をされたのでビックリしました。
地域の方々に愛される地域密着型遊園地ということでしょう。
思いがけず久し振りに「サンピアン」という名前を聴いて、とても懐かしかったです。


 こうしてかつて存在した愛着のあるものがなくなってしまっても、
人の記憶の中では大切な思い出と共に永遠に生き続けるのだと、あらためて思いました。