168.「けむりの軍団」 2020/07/18 (土)

 「劇団☆新感線」旗揚げ39周年にあたる2019年、福岡博多座において「けむりの軍団」《39サンキュー興行》が上演されました。
今回は、お馴染みの「ゲキ×シネ」最新作としてスクリーンに登場しました。


 「劇団☆新感線」といえば、演出はいのうえひでのりさん、主演は古田新太さん。
ベテラン劇団員の高田聖子や粟根まことさんも健在です。毎回豪華なゲストが話題となりますが、
今回は殺陣の美しさでは若手ナンバーワンの実力派の早乙女太一さん、演技もアクションも全力投球の清野菜名さん、
子役出身の安定した演技派の須賀健太さん。そして剛柔を巧みに使い分ける芸達者な池田成志さんなどが出演しています。


 私が初めて「劇団☆新感線」のことを知ったのは、「ゲキ×シネ」でした。話の展開がテンポよく進み、
笑いのツボもたっぷり散りばめられているので、飽きることなく楽しめ、ラストはスカッと爽快な気分を味わえる構成が好きです。
アクション、チャンバラ、歌、踊りなど、ふんだんに惜しみなく盛り込んで、十分に楽しませてくれます。


 初めてゲキ×シネで古田新太さんを見た時には、「劇団☆新感線」の看板花形劇団員だということを知り大変驚きました。
美形とは程遠い風貌、どちらかというといかつい悪人顔ですし、体型も不格好です。でも、セリフの言い回し、
間の取り方やテンポ、豪快な殺陣などが魅力的で、とても華がある役者さんなので惚れ惚れしました。
古田新太さんと、活舌が抜群に良くて芸達者な池田成志さんとの、絶妙な掛け合いは見逃せません。
「劇団☆新感線」は、出演者全員が流れ落ちる汗を気にすることなく、歌に踊りに全力投球している姿を観ていると、
沢山の元気を与えてもらえます。


 現在は、安心して観劇出来るような状況ではありませんが、映画館の大きなスクリーンで大迫力のお芝居を、
気軽に安心して観劇出来るのは、大変ありがたいです。久し振りに、観劇した時の満足感を味わえました。