118.「グリーン・ライ ~エコの嘘~」 2020/05/11 (月)

 仮設の映画館で、映画「グリーン・ライ ~エコの嘘~」を鑑賞しました。
最近、頻繁に耳にする「環境に優しい」という言葉の裏側に隠された、「真実」を探るドキュメンタリー映画です。


 スーパーで「環境に優しい」商品をよく見掛けますが、大半の商品に「パーム油」が使用されています。
パーム油の生産量が世界一のインドネシア。大企業がパーム油を安定的に供給すために、自然豊かな熱帯雨林を焼き尽くし、
環境破壊を平気で行っている実態が暴かれます。その他にも、大企業のミスで海に大量に流出した石油を回収しないで、
真夜中に空中から化学物質を散布し、海中に石油を沈殿させて石油の回収をしないで放置し、
何事もなかったかのように振舞う実態が暴かれます。大企業の杜撰で無責任な態度に、驚き呆れ果てました。
一度破壊され汚染されてしまった自然は、二度とは元に戻らないということを思うと胸が痛みました。


 映画では、ブラジル、ドイツ、アメリカを巡ります。初めて知る衝撃的な事実の数々に、絶望的な気持ちになりました。
世界中で発生している悲惨な環境破壊をくい止めるには、「エコ」という耳触りのよい言葉の裏側に隠された
「真実」を世界中の人々が学び、正しい選択をすることが重要です。


 環境破壊を行っている張本人である大企業は、まるで口を揃えたように「持続可能な」という言葉を好んで使います。
「持続可能な」な商品を安定供給するために、環境破壊をしているのはおかしな論理です。
この映画を観なければ、決して知ることの出来なかった恐ろしい真実。是非、多くの人にこの映画を観て欲しいと思いました。
熊本では上映予定のなかった作品で、全国でも上映を予定しているミニシアターは、残念ながら数館しかありませんでした。
「仮設の映画館」のお陰で、鑑賞することが出来て本当に良かったです。