246.ことはじめ 2019/12/15 (日)

 島田美術館では、年末年始に向けた「ことはじめのマルシェ」が開催されていました。
マルシェが開催されているギャラリーの入口には、松や南天がずらりと並べられていて、
早くもお正月を迎える気分が盛り上がります。


 マルシェでは、おしゃれなお正月飾りやしめ縄や、ガラス工芸品の鏡餅、
あでやかな色と大胆な柄の帯などが展示されていました。
お正月用の雑煮用の餅は、京都から取り寄せたおめでたい亀の形をしています。
その他にも、炭を3本束ねて熨斗にリボンを掛けた品などもありました。
展示されている家具や食器は、貴重な骨董品ばかりでした。
普段目にしたことがないような、こだわりの珍しい品が数多く並んでいました。


 マルシェの様子をギャラリーの外から撮影してみると、
大きなガラスの扉に、庭園の紅葉が映り込んでいてとても美しいです。
自分でまったく想像していなかった美しい映像に見惚れました。


 庭園の紅葉ももう見納だろうと思い、ベンチに腰掛けて、
名残り惜しい気持ちを抱きながら、ゆっくり鑑賞させて頂きました。
島田美術館には広くて閑静な中庭もありますが、私は入口の門を抜けるとすぐに広がっている庭が大好きです。
狭い空間ですが、季節感を感じることも出来ます。庭の草花たちが、来館者を「ようこそ」と言って、
優しくおもてなししてくれているように感じます。この庭を眺めているだけで「また訪れたい」と思います。
人をもてなす庭の大切さを学ばせて頂いています。


 京町の事務所でも、事務所の入口のガーデンは一年中、季節の草花で埋め尽くされていました。
ご相談者が、事務所の入口の扉を開ける前や、あるいは相談後のほっとした瞬間のひと時、
草花を眺めて心を癒して頂きたい、という願いを込めていました。
草花には人の心を癒す不思議な力があると、私は思っています。